2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

吐息に触れる大切さ

ある飲み会に出席したとき、どういう話の流れかは覚えていないけれども、たまたま過労が原因で自殺した電通の社員の話になった。こういった話なると「可哀想だったね」という話になっていく。本当にどう考えているのかは分からないが、そんな社交辞令になっ…

切実さを世界に解き放つ

この間、私の女友達に会った。「会おうね。会おうね。」とお互いに言いながら、なかなか会えず、ようやく会えた友人だった。 社会人になるとどうしても時間が確保できずに困ってしまう。 私の友人の中でもこの女友達はかなり面白い。 ある人の紹介で出会った…

色の無い世界への入り口

先週の土曜日に岡崎乾二郎さんの個展に行ってきた。 1年ぶりに行く場所だったから、「どこだっけ? 」なんて思いながら、スマホさんを頼りにあっちでもない、こっちでもないと色んな道を頼りに会場に向かった。 会場に向かう途中、やたら警官が多いことに気…

大統領のどこに問題があるのか?

朴槿恵大統領が危機に立たされている。以前、このブログでは私の中の「在日」という視点から書いてみた。韓国国内で語られる「独裁」と「民主化」の語り継ぎを私のような在外の人間、それも、もはや韓国籍を失って、日本籍になっている私にどのようにして語…

「綺麗ごとなんかいらないよ」と言う人たちへ

あのトランプが当選した。 まさかの結果に唖然としていた。普通、トランプみたいな候補は予備選で振るい落とされるなんて思っていたけれど、そんなことはない。 トランプは確かに当選してしまった。 様々な世論調査によればヒラリーが優勢ということだったし…

彷徨い続けた画家

先日、馬喰町で開かれているジミー・ミリキタニ展に行ってきた。ジミー・ミリキタニについては大学時代に受けていた文化人類学の授業で映画を通して知っている人だったけれども、こうやって、ジミー・ミリキタニという人の作品を観に行くのは初めてだった。 …

「歴史」の中で生きていく

朴槿恵が辞めるか辞めないかの瀬戸際に居る。今日も韓国では大統領の辞任を求めるデモがあったようだ。最近、日本と同様にデモを起こしても意味は無いんじゃないかというような空気感があったのにかなり驚きだ。日本でも漂うような冷笑的な空気をぶっ飛ばし…

「何かのため」に生きなきゃいけない時代に

季節の変わり目はとりあえずヘコみやすくなる。こんな性格は高校の時からそうだったからお付き合いしなくちゃいけないなぁと思いながら、日々、生活しているけどなかなか治るものじゃない。まぁ、大学に居た頃よりかはまだマシか。 大学に居た頃はサッカーの…