棄権なんて私にはできないよ

今日、自宅のポストを覗いてみると投票所整理券が届いていた。 街中を自転車で走っていると選挙カーが目立つようになってきた。 選挙の季節がやってきたのだ。 テレビやネットで政治の動きを色々と観て、色々とガッカリすることもあったけれど、こうやって選…

民主主義って何だ?

ここ最近、テレビを観ていると、ずっと、政局と選挙の話題ばっかりだ。 不可解な形で安倍首相は衆議院を解散し、民進党がまさかの形で、事実上、解党することになり、東京都知事のこしらえた「希望の党」が誕生し、「希望の党」に反対した民進党の議員が立憲…

文化は境界線を超えて

昨日、ノーベル文学賞の受賞者が発表された。 日本国内では、長年、村上春樹が受賞候補とされていたが、今年は、日系イギリス人のカズオ・イシグロが受賞した。 実のところ、私はカズオ・イシグロのファンだったので、受賞されたとネットで観た時に思わず、…

私も難民になっていたかもしれない。

ここ数日、群馬県で遺跡巡りの旅をしていた。 古代の群馬では、朝鮮半島から来た人々が、数多く、住んでいたらしく、朝鮮半島の古代文化が色濃く残っている古代遺跡がたくさんあった。 私が生まれる、はるか昔のことだけれど、この時代から人と人の動きから…

名前をめぐる冒険

Twitterを眺めていると、プレミアム・モルツの宣伝が流れてきた。 「ビール、美味そうだなぁ。」と眺めていると、次々と差別的なコメントが書き込まれれる。 どうやら、宣伝に出ていた水原希子さんのルーツを攻撃しているらしい。 この攻撃を観ていて、ビー…

「政治の季節」の忘れ物

最近、ネットを観ていると落ち着かない。 以前から酷くなっていたSNS上のヘイトスピーチがより酷くなり、抗議も増えていっているからだ。 ヘイトスピーチを語る人々、そして、それに対抗する人々といった構造で分けられがちである。 そんな対立構造の中で何…

関東大震災後の虐殺事件で犠牲になった全ての方々へ

関東大震災後の虐殺事件で亡くなられた、全ての犠牲者の方々に、ご冥福をお祈り致します。 2017年を以て、関東大震災が起きて、94年目になります。あの時の悲劇は時が経ち、記憶から記録になり、現在では歴史教科書に明記されるまでになりました。 この私も…

私の『満月の夕』

「都民ファースト」で話題になっている小池百合子都知事が、関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺の追悼式典で、追悼文を送らないことにしたという。 都としては、都知事は都主催の慰霊行事で、全ての人々に哀悼の意を表しているので、個別の式典では、追悼文を送…

君たちは『火山島』を読んだのか?

今、芥川賞選考委員で作家の宮本輝氏の芥川賞選評が話題になっている。 宮本氏は芥川賞候補作で、温又柔さんの作品である『真ん中の子供たち』に対して、このような選評をした。 「これは当事者たちには深刻なアイデンティティと向き合うテーマかもしれない…

8月15日を語り継ぐ

今日は8月15日だ。この時期になると、母方の祖母が私に語り継いだ昔話を思い出す。 1945年、私の祖母は当時、17歳の少女だった。祖母の家は古くから、キリスト教(プロテスタント)を信仰していた。 戦争に突入し、植民地への締め付けが厳しくなっていったこ…

憲法の枠外に居る私

私は今、失業している。故、あって、3月に会社を辞め、その後、精神的な病気になってしまい、ようやく、社会復帰しようと様々なところで走り回っている。 私のような失業者が最初に行かなければいかないのはハローワークだ。失業保険の手続きや次の就職先を…

張本さんを思い出す日

日曜日の朝、私は必ず『サンデーモーニング』を観てから礼拝に出掛ける。別に他のチャンネルでも良いのだが、『サンデーモーニング』でなければいけない理由がある。それは張本勲さんの『週刊御意見番』を観るためだ。先に言っておくが、多分、私と張本さん…

私は弾劾する

昨日、蓮舫代表が会見した。 その模様をFacebookの中継からずっと見守っていた。Facebookの中継からだと様々なコメントを見ることができる。蓮舫代表へのコメントはヘイトスピーチとしか思えないようなものばかりで、私はそのコメントの多さに戦慄した。 こ…

焼いた魚は海から川を目指す

先週、阿賀野川の旅へ出掛けていた。 きっかけは『阿賀に生きる』という傑作ドキュメンタリー映画を通して知り合った、旗野さんという方に東京で阿賀行きを誘われ、その翌日にはすでに新潟行きの深夜バスのチケットを買っていた。 旅の初日、新潟市内で旗野…

蓮舫よ。ここで戦わなくてどうする?

蓮舫議員がどうやら戸籍謄本を開示するというニュースを知った。代表選の時の二重国籍疑惑に答えるという意味で、自身の戸籍謄本を公開するそうだ。 蓮舫氏のやることは今後、この国で公職者になった帰化人は全て戸籍謄本を公の公開することを先例化してしま…

柳に今を尋ねる

私は映画『阿賀に生きる』をきっかけにして出会った方のお誘いで新潟に行くことになった。新潟とは縁遠く、余りイメージするものもない。だけれども、ふと、大学の授業の記憶を思い出した。それは北朝鮮への帰還事業は新潟港で行われたことだった。 私は新潟…

「東京」の茶番劇

昨日の晩からずっとテレビを観ていると東京都議会議員選挙の話題で持ちきりだ。 都議会選挙の結果は小池都知事を支持する政党が圧勝して、自民党が大敗。民進党が微減して、共産党が微増した。 隣の県に住んでいる人間としては東京都議会選挙なんていうのは…

シマと島のフットボール

1か月の間、ずっと書かなければいけないと思いながらもなかなか書くことができない事件があった。かつての私であればすぐに書いていただろうけれども、正直、どうすれば良いのか、そして、どう纏めれば良いのか分からなかったからまとめることはなかったし、…

車椅子と私たち

私が小学生の時、生活の時間だったか、総合の時間にやっていたことはバリアフリーに関しての授業だった。主にやっていたことは車椅子の動かし方。生徒を車椅子に乗せて、学校の周りを一周するというものだった。当時、小学生で身の周りに障害者が居なかった…

マイノリティーの交差点

つい、先日の事、私はこんなツイートをした。 稲田大臣がスカートを履いた男だって、世界中に示した出来事になったよなぁ。 https://t.co/PDD5ZwIcOJ — sion (@zionsion) June 14, 2017 稲田防衛大臣が国際会議の席上で「全員がグッドルッキング」と発言した…

君たちはキムチを食べたことがあるか?

諸君、私はキムチが大好きだ。 カクテギが好きだ。 チョンガクキムチが好きだ。 白キムチが好きだ。 水キムチが好きだ。 ポッサムキムチが好きだ。 ねぎキムチが好きだ。 水キムチが好きだ。 この地上にあるありとあらゆるキムチが好きだ。 だが、そんな私に…

「憲法」が「拳法」になるとき

私たちは小学校の社会科の授業から高校の政治経済の授業まで「憲法」という不思議な法を学ぶ。中には私のように大学生になってからも一般教養として「憲法」を学び続けた人が居るかもしれない。どちらにしろ、学校教育の中で憲法は学ぶことが必須とされてい…

「文化」が作られる場所

先日、とある新聞記事を読んだ。どういう新聞記事だったか、詳しくここで書くことはしないが、とあるマイノリティーの当事者が「文化はマーケットによって生まれる」という発言をした新聞記事だった。マーケットということは資本主義の理論の中で文化が生ま…

歴史が色を持つ時

アエラの記者さんのTwitterが炎上していた。最近、零戦が東京上空を飛んだというニュースに対して、零戦の「美しさ」や「雄姿」を称賛するのではなくて、零戦に平和を奪われた人たちについて知ることが重要であるというコメントが反発を呼んだらしい。 この…

『セデック・バレ』と蓮舫さんと私と

『セデック・バレ』という映画がある。日本の台湾統治時代に台湾の原住民であるセデック族が起こした霧社事件をテーマにした映画で、2部構成、計4時間というとても長い映画だ。だが、不思議なことにこの4時間という時間を感じさせないくらいにとても面白い映…

声を押しつぶす人たち

今、安倍晋三寄りのジャーナリストである山口敬之氏が女性に性的暴行をしたと問題になっている。被害を受けた女性は警察に被害を届けたものの、結果的に嫌疑不十分のため、書類送検になった。 被害を受けた女性は一部ではあるものの実名を公表し、顔を出して…

天皇の言葉を借りて「民主主義」を語る

先日、毎日新聞であることが報道された。その報道とは天皇が退位を巡る有識者会議でとある有識者の発言に対して、天皇が不快感を示したということだった。その有識者の発言とは天皇は祭祀さえすれば良いという発言だったらしい。確かに長年、様々なところを…

Tシャツを脱がせたのは誰だろう

私が在籍していた高校はとても校則が厳しかった。頭髪検査はもちろんのこと、爪の長さや、男子は腰パン、女子はスカートを短くしていないかを視られていた。 卒業した今から考えれば、なぜ、あんなに生徒を拘束していたのかも分からない。別にグれるような連…

ボールが描く虹色の夢

先日、浦和レッズが6-1でアルビレックス新潟に勝ったらしい。久しぶりの大勝と首位にあらゆる人が喜んだ。 しかし、私はその試合を快く観ることができなかった。それは試合内容に不満があったというわけではない。地元のクラブチームとして不名誉なことがあ…

ハッシュタグから世界へ

内輪ネタで盛り上がることはとても面白いことだ。とある文脈を共有しているからこそそのネタが通じるが、その文脈を共有していないと時に大変な意味になってしまう。ある意味、内輪ネタは仲間同士の親睦を深めるには良いのかもしれないが、外でやった場合に…