誰がために金はある

昨日はサッカー東アジアカップの日本代表VS北朝鮮代表の試合だった。 試合のペースは完全に北朝鮮代表のものだったが、終了直後の井手口のゴールで日本代表は勝利した。 この試合で北朝鮮代表のサッカーが良く機能したと感じた。 カウンターアタック主体の…

そんな「伝統」捨てちゃえば?

自民党の竹下亘総務会長が党支部のパーティーで、天皇皇后両陛下が国賓を迎えて招く宮中晩餐会へ同性パートナーを出席させることを反対だと発言した。 竹下氏曰く、同性パートナーは「日本国の伝統に合わない」とのことだ。 巷を見てみると「日本の伝統」み…

われ怒りて視る、何の惨虐ぞ

朝鮮人あまた殺されたり その血百里の間に連らなれり われ怒りて視る、何の惨虐ぞ 萩原朔太郎 私はテレビのニュースを観ていない。 別に、テレビが「真実」を伝えていないからじゃない。 単純に胸糞が悪くなってくるからだ。 神奈川県で、ある男のアパートか…

言葉を奪われた人たち

私の大好きな舞台がある。 それは『在日バイタルチェック』という舞台だ。 在日コリアンの歴史や日常を余すところなく伝えているこの舞台には笑いもあるし、泣けるところもある。 一度、観ておいて損がないものだと私は思っている。 この舞台の主人公は済州…

空に向かって「名前」を叫ぶ

衆議院議員総選挙が終わった。 結果は自公政権の勝利と希望の党の惨敗。そして、立憲民主党の躍進が目立った選挙だった。 必ずこの時期になってくると話として出るのが「小選挙区制批判」である。 「自公政権が大勝してしまったのは民意を反映できない小選挙…

色のある国会に

明日は衆議院議員総選挙の投票日だ。 メディアは全て総選挙仕様になっている。 ある朝のこと、私は家事をしながら、テレビを観ていた。 その時やっていたのは、とある選挙区での対決の話。 ある選挙区では、元議員の妻同士が同じ選挙区で立候補し、選挙戦を…

棄権なんて私にはできないよ

今日、自宅のポストを覗いてみると投票所整理券が届いていた。 街中を自転車で走っていると選挙カーが目立つようになってきた。 選挙の季節がやってきたのだ。 テレビやネットで政治の動きを色々と観て、色々とガッカリすることもあったけれど、こうやって選…

民主主義って何だ?

ここ最近、テレビを観ていると、ずっと、政局と選挙の話題ばっかりだ。 不可解な形で安倍首相は衆議院を解散し、民進党がまさかの形で、事実上、解党することになり、東京都知事のこしらえた「希望の党」が誕生し、「希望の党」に反対した民進党の議員が立憲…

文化は境界線を超えて

昨日、ノーベル文学賞の受賞者が発表された。 日本国内では、長年、村上春樹が受賞候補とされていたが、今年は、日系イギリス人のカズオ・イシグロが受賞した。 実のところ、私はカズオ・イシグロのファンだったので、受賞されたとネットで観た時に思わず、…

私も難民になっていたかもしれない。

ここ数日、群馬県で遺跡巡りの旅をしていた。 古代の群馬では、朝鮮半島から来た人々が、数多く、住んでいたらしく、朝鮮半島の古代文化が色濃く残っている古代遺跡がたくさんあった。 私が生まれる、はるか昔のことだけれど、この時代から人と人の動きから…

名前をめぐる冒険

Twitterを眺めていると、プレミアム・モルツの宣伝が流れてきた。 「ビール、美味そうだなぁ。」と眺めていると、次々と差別的なコメントが書き込まれれる。 どうやら、宣伝に出ていた水原希子さんのルーツを攻撃しているらしい。 この攻撃を観ていて、ビー…

「政治の季節」の忘れ物

最近、ネットを観ていると落ち着かない。 以前から酷くなっていたSNS上のヘイトスピーチがより酷くなり、抗議も増えていっているからだ。 ヘイトスピーチを語る人々、そして、それに対抗する人々といった構造で分けられがちである。 そんな対立構造の中で何…

関東大震災後の虐殺事件で犠牲になった全ての方々へ

関東大震災後の虐殺事件で亡くなられた、全ての犠牲者の方々に、ご冥福をお祈り致します。 2017年を以て、関東大震災が起きて、94年目になります。あの時の悲劇は時が経ち、記憶から記録になり、現在では歴史教科書に明記されるまでになりました。 この私も…

私の『満月の夕』

「都民ファースト」で話題になっている小池百合子都知事が、関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺の追悼式典で、追悼文を送らないことにしたという。 都としては、都知事は都主催の慰霊行事で、全ての人々に哀悼の意を表しているので、個別の式典では、追悼文を送…

君たちは『火山島』を読んだのか?

今、芥川賞選考委員で作家の宮本輝氏の芥川賞選評が話題になっている。 宮本氏は芥川賞候補作で、温又柔さんの作品である『真ん中の子供たち』に対して、このような選評をした。 「これは当事者たちには深刻なアイデンティティと向き合うテーマかもしれない…

8月15日を語り継ぐ

今日は8月15日だ。この時期になると、母方の祖母が私に語り継いだ昔話を思い出す。 1945年、私の祖母は当時、17歳の少女だった。祖母の家は古くから、キリスト教(プロテスタント)を信仰していた。 戦争に突入し、植民地への締め付けが厳しくなっていったこ…

憲法の枠外に居る私

私は今、失業している。故、あって、3月に会社を辞め、その後、精神的な病気になってしまい、ようやく、社会復帰しようと様々なところで走り回っている。 私のような失業者が最初に行かなければいかないのはハローワークだ。失業保険の手続きや次の就職先を…

張本さんを思い出す日

日曜日の朝、私は必ず『サンデーモーニング』を観てから礼拝に出掛ける。別に他のチャンネルでも良いのだが、『サンデーモーニング』でなければいけない理由がある。それは張本勲さんの『週刊御意見番』を観るためだ。先に言っておくが、多分、私と張本さん…

私は弾劾する

昨日、蓮舫代表が会見した。 その模様をFacebookの中継からずっと見守っていた。Facebookの中継からだと様々なコメントを見ることができる。蓮舫代表へのコメントはヘイトスピーチとしか思えないようなものばかりで、私はそのコメントの多さに戦慄した。 こ…

焼いた魚は海から川を目指す

先週、阿賀野川の旅へ出掛けていた。 きっかけは『阿賀に生きる』という傑作ドキュメンタリー映画を通して知り合った、旗野さんという方に東京で阿賀行きを誘われ、その翌日にはすでに新潟行きの深夜バスのチケットを買っていた。 旅の初日、新潟市内で旗野…

蓮舫よ。ここで戦わなくてどうする?

蓮舫議員がどうやら戸籍謄本を開示するというニュースを知った。代表選の時の二重国籍疑惑に答えるという意味で、自身の戸籍謄本を公開するそうだ。 蓮舫氏のやることは今後、この国で公職者になった帰化人は全て戸籍謄本を公の公開することを先例化してしま…

柳に今を尋ねる

私は映画『阿賀に生きる』をきっかけにして出会った方のお誘いで新潟に行くことになった。新潟とは縁遠く、余りイメージするものもない。だけれども、ふと、大学の授業の記憶を思い出した。それは北朝鮮への帰還事業は新潟港で行われたことだった。 私は新潟…

「東京」の茶番劇

昨日の晩からずっとテレビを観ていると東京都議会議員選挙の話題で持ちきりだ。 都議会選挙の結果は小池都知事を支持する政党が圧勝して、自民党が大敗。民進党が微減して、共産党が微増した。 隣の県に住んでいる人間としては東京都議会選挙なんていうのは…

シマと島のフットボール

1か月の間、ずっと書かなければいけないと思いながらもなかなか書くことができない事件があった。かつての私であればすぐに書いていただろうけれども、正直、どうすれば良いのか、そして、どう纏めれば良いのか分からなかったからまとめることはなかったし、…

車椅子と私たち

私が小学生の時、生活の時間だったか、総合の時間にやっていたことはバリアフリーに関しての授業だった。主にやっていたことは車椅子の動かし方。生徒を車椅子に乗せて、学校の周りを一周するというものだった。当時、小学生で身の周りに障害者が居なかった…

マイノリティーの交差点

つい、先日の事、私はこんなツイートをした。 稲田大臣がスカートを履いた男だって、世界中に示した出来事になったよなぁ。 https://t.co/PDD5ZwIcOJ — sion (@zionsion) June 14, 2017 稲田防衛大臣が国際会議の席上で「全員がグッドルッキング」と発言した…

君たちはキムチを食べたことがあるか?

諸君、私はキムチが大好きだ。 カクテギが好きだ。 チョンガクキムチが好きだ。 白キムチが好きだ。 水キムチが好きだ。 ポッサムキムチが好きだ。 ねぎキムチが好きだ。 水キムチが好きだ。 この地上にあるありとあらゆるキムチが好きだ。 だが、そんな私に…

「憲法」が「拳法」になるとき

私たちは小学校の社会科の授業から高校の政治経済の授業まで「憲法」という不思議な法を学ぶ。中には私のように大学生になってからも一般教養として「憲法」を学び続けた人が居るかもしれない。どちらにしろ、学校教育の中で憲法は学ぶことが必須とされてい…

「文化」が作られる場所

先日、とある新聞記事を読んだ。どういう新聞記事だったか、詳しくここで書くことはしないが、とあるマイノリティーの当事者が「文化はマーケットによって生まれる」という発言をした新聞記事だった。マーケットということは資本主義の理論の中で文化が生ま…

歴史が色を持つ時

アエラの記者さんのTwitterが炎上していた。最近、零戦が東京上空を飛んだというニュースに対して、零戦の「美しさ」や「雄姿」を称賛するのではなくて、零戦に平和を奪われた人たちについて知ることが重要であるというコメントが反発を呼んだらしい。 この…