蓮舫よ。ここで戦わなくてどうする?

蓮舫議員がどうやら戸籍謄本を開示するというニュースを知った。代表選の時の二重国籍疑惑に答えるという意味で、自身の戸籍謄本を公開するそうだ。 蓮舫氏のやることは今後、この国で公職者になった帰化人は全て戸籍謄本を公の公開することを先例化してしま…

柳に今を尋ねる

私は映画『阿賀に生きる』をきっかけにして出会った方のお誘いで新潟に行くことになった。新潟とは縁遠く、余りイメージするものもない。だけれども、ふと、大学の授業の記憶を思い出した。それは北朝鮮への帰還事業は新潟港で行われたことだった。 私は新潟…

「東京」の茶番劇

昨日の晩からずっとテレビを観ていると東京都議会議員選挙の話題で持ちきりだ。 都議会選挙の結果は小池都知事を支持する政党が圧勝して、自民党が大敗。民進党が微減して、共産党が微増した。 隣の県に住んでいる人間としては東京都議会選挙なんていうのは…

シマと島のフットボール

1か月の間、ずっと書かなければいけないと思いながらもなかなか書くことができない事件があった。かつての私であればすぐに書いていただろうけれども、正直、どうすれば良いのか、そして、どう纏めれば良いのか分からなかったからまとめることはなかったし、…

車椅子と私たち

私が小学生の時、生活の時間だったか、総合の時間にやっていたことはバリアフリーに関しての授業だった。主にやっていたことは車椅子の動かし方。生徒を車椅子に乗せて、学校の周りを一周するというものだった。当時、小学生で身の周りに障害者が居なかった…

マイノリティーの交差点

つい、先日の事、私はこんなツイートをした。 稲田大臣がスカートを履いた男だって、世界中に示した出来事になったよなぁ。 https://t.co/PDD5ZwIcOJ — sion (@zionsion) June 14, 2017 稲田防衛大臣が国際会議の席上で「全員がグッドルッキング」と発言した…

君たちはキムチを食べたことがあるか?

諸君、私はキムチが大好きだ。 カクテギが好きだ。 チョンガクキムチが好きだ。 白キムチが好きだ。 水キムチが好きだ。 ポッサムキムチが好きだ。 ねぎキムチが好きだ。 水キムチが好きだ。 この地上にあるありとあらゆるキムチが好きだ。 だが、そんな私に…

「憲法」が「拳法」になるとき

私たちは小学校の社会科の授業から高校の政治経済の授業まで「憲法」という不思議な法を学ぶ。中には私のように大学生になってからも一般教養として「憲法」を学び続けた人が居るかもしれない。どちらにしろ、学校教育の中で憲法は学ぶことが必須とされてい…

「文化」が作られる場所

先日、とある新聞記事を読んだ。どういう新聞記事だったか、詳しくここで書くことはしないが、とあるマイノリティーの当事者が「文化はマーケットによって生まれる」という発言をした新聞記事だった。マーケットということは資本主義の理論の中で文化が生ま…

歴史が色を持つ時

アエラの記者さんのTwitterが炎上していた。最近、零戦が東京上空を飛んだというニュースに対して、零戦の「美しさ」や「雄姿」を称賛するのではなくて、零戦に平和を奪われた人たちについて知ることが重要であるというコメントが反発を呼んだらしい。 この…

『セデック・バレ』と蓮舫さんと私と

『セデック・バレ』という映画がある。日本の台湾統治時代に台湾の原住民であるセデック族が起こした霧社事件をテーマにした映画で、2部構成、計4時間というとても長い映画だ。だが、不思議なことにこの4時間という時間を感じさせないくらいにとても面白い映…

声を押しつぶす人たち

今、安倍晋三寄りのジャーナリストである山口敬之氏が女性に性的暴行をしたと問題になっている。被害を受けた女性は警察に被害を届けたものの、結果的に嫌疑不十分のため、書類送検になった。 被害を受けた女性は一部ではあるものの実名を公表し、顔を出して…

天皇の言葉を借りて「民主主義」を語る

先日、毎日新聞であることが報道された。その報道とは天皇が退位を巡る有識者会議でとある有識者の発言に対して、天皇が不快感を示したということだった。その有識者の発言とは天皇は祭祀さえすれば良いという発言だったらしい。確かに長年、様々なところを…

Tシャツを脱がせたのは誰だろう

私が在籍していた高校はとても校則が厳しかった。頭髪検査はもちろんのこと、爪の長さや、男子は腰パン、女子はスカートを短くしていないかを視られていた。 卒業した今から考えれば、なぜ、あんなに生徒を拘束していたのかも分からない。別にグれるような連…

ボールが描く虹色の夢

先日、浦和レッズが6-1でアルビレックス新潟に勝ったらしい。久しぶりの大勝と首位にあらゆる人が喜んだ。 しかし、私はその試合を快く観ることができなかった。それは試合内容に不満があったというわけではない。地元のクラブチームとして不名誉なことがあ…

ハッシュタグから世界へ

内輪ネタで盛り上がることはとても面白いことだ。とある文脈を共有しているからこそそのネタが通じるが、その文脈を共有していないと時に大変な意味になってしまう。ある意味、内輪ネタは仲間同士の親睦を深めるには良いのかもしれないが、外でやった場合に…

4月3日

今日は4月3日だ。 日本では今年、年度初めの日となったが、韓国では済州島4・3事件が起きた日として記憶されている。 69年前の4月3日、済州島で島民たちが南朝鮮単独の国会議員総選挙に反対し、一斉蜂起した。韓国政府は済州島に多くの警察や軍人、反共主義…

キリスト教映画としての『哭声』

映画『哭声』を観てきた。 この映画を語る際にどうしてもホラー映画もしくはサスペンス映画として語ってしまいがちだ。確かにこの映画では祈祷師と得体の知れない男である國村隼が激しい呪術対決を行い、グロテスクなシーンも多く見受けられる。 だが、本当…

詩を書いてみました。

皆様、こんにちは。 ブログを書きながら、新しい試みを始めてみました。 それは詩を書くことです。 実は私が以前、制作をお手伝いしていた映画は詩人の物語でした。 別に詩を書こうと思って書いているわけではないのですが、制作をお手伝いしていた映画を観…

トカゲの本体を捉える

森友学園の籠池理事長がとうとう国会に証人喚問された。 当初、当事者の自民党は証人喚問に反対していたが、首相を侮辱したという前代未聞の理由で、野党が提案した証人喚問に賛成し、籠池理事長は国会の場に立って、証言をすることになった。 5年ぶりに開か…

「校則」が欲しい大人たち

今、国会で話題になっている森友学園ではどうやら、園児たちに「教育勅語」を暗唱させていたようだ。 この独特のカリキュラムを見て、「戦前的」であると否定したり、中には肯定的に判断する人々も居たようだ。こういった意見の海の中で、私が面白いと思った…

今、震災と向き合う

2011年3月11日、私は10日前に亡くなった祖母のことを想いながら、これから始まる大学生活の準備をしなければいけない時だった。そんな時に全てをひっくり返すような大地震がやってきた。 正直、3・11のことについては断片的にしか記憶が無い。被災地から遠く…

死者を生かす言葉

3月1日。この日は1919年3月1日に発生した3・1独立運動を記念して、韓国では様々な行事が行われ、98年前にどのようなことがあったのかをじっくりと向き合う日となっている。 そして、3月1日は私の母方の祖母が亡くなった日でもある。祖母は1960年代に日本に来…

帝国の落とし子である私から北田氏への応答-戦後民主主義では応答されない人々

上野千鶴子氏の毎日新聞におけるインタビュー記事が話題になった。この記事の中で上野氏は多文化主義を否定し、日本国に住む人々の生活レベルの低下まで望むような発言をした。 移住連をはじめとしたリベラルな知識人たちは上野氏に質問状を送り、上野氏はブ…

カメラ・日常・権力

小森はるか監督の「息の跡」という映画を観に行った。この映画は佐藤貞一さんという「佐藤たね店」という種苗店の主人に3年間密着したドキュメンタリーだ。どこにでも居そうなおじさんが震災を経験し、その経験を日本語ではない他の言語で語ることによって、…

独裁者の血から見えるもの

金正日氏の長男である金正男氏が暗殺された。この暗殺は異母弟である金正恩朝鮮労働党委員長が命じたのではないかと言われている。このショッキングなニュースをパソコンの前の私たちはいつの間にか、国号で「民主主義」と名乗りながら前近代的な政治を行っ…

「本場」を超えて

まずは私の文章を読む前にこの記事を読んで欲しい。 www.gentosha.jp 蕎麦屋でカレーを頼むと異端児のように見られてしまうのだがそんなことはない。蕎麦屋のカレーの素晴らしいことよ。スパイシーなインドカレーやちょっと上品な欧風カレーとは違って、とて…

護憲と独立

先日、南スーダンにPKOとして派遣されていた自衛隊の日報が公開された。この日報とその後の稲田朋美防衛大臣の答弁が問題になっている。今回、公開された日報は以前、破棄されたとして未公開になっていたものだったが、何故か破棄されることなく存在していた…

拝啓 72年前に『沈黙』を経験した貴女へ

如何お過ごしでしょうか?貴女が2011年3月1日に亡くなってから早、6年が経とうとしています。6年の間で色々なことがありました。特に大きなニュースと言えば、貴女の孫娘が子供を2人も生んで、立派なお母さんになったことでしょうか。私たちが「お母さん」と…

「拝啓 デマサイトを管理していた人へ」を読んで頂いた方へ

このブログを読んで頂いた皆様へ この度はお読み頂き、誠に有難う御座います。私が先日、執筆した「拝啓 デマサイトを管理していた人へ」が思いのほか、様々な方に読まれ、様々な反響を頂き、とても驚いています。それと同時に執筆した側として考えさせられ…